2007年05月21日

Z750('04)




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Z750('04)インプレッション

○概要
 Z1000のコンセプトをそのまま受け継いだ750NKです。
 エンジンはZ1000のユニットを748ccにスケールダウンし、フレームも
Z1000ダイヤモンドタイプをベースに、剛性バランスを最適化しました。
 ビキニカウルはスクリーン部を廃したメーターバイザー風デザインで、ヘッドライト形状もZ1000とは異なっています。
 また、フォークは倒立から正立に、4本出しのクワッドマフラーはオーソドックスな4in1タイプに変更されています。

○エンジン
 Z1000ベースにボアダウンしたエンジンは、34mmデュアルスロットルバルブを採用した電子制御燃料噴射システムとの組み合わせです。
 これによりスムーズなスロットルレスポンス、広いパワーバンド、低燃費を兼ね備えたエンジンに仕上げっています。
 ルーツがSSエンジンとは思えないほど滑らかなレスポンスとネバリのある吹け上がりです。
 最高出力は109psなので国内仕様のビックNKよりもずっと強力です。
 しかも、1万2,000回転まで軽々と回るほど高回転性がよくなっています。

○足まわり
 41mmの正立フロントフォークは、しなやかなステアリングフィードバックと乗り心地を実現しています。
 ブレーキは300mmダブルディスクと2ポットキャリパーの組み合わせです。
 ホイールはZX-10Rと共通の6スポーク軽量ホイールを採用しています。
 Z1000に比べると前後のショックはソフトな味付けになっていますが、フワフワした感じではなく、滑らかに減衰の効いた落ち着きのいいものです。
 歩道などの段差に乗り上げるときでも、硬さを感じません。
 スポーティーな走りをする場合は、ピッチングが大きめになりますが、足回りが踏み抜けるような不安感はありません。

○ハンドリング
 小柄な車格に見合った強力な旋回性を持っていますが、ハンドリングは素直です。
 スポーツ性能は同クラス既存のNKよりいいようです。
 ハンドルは落ち着いており、140km/hくらいまでならZ1000よりもしっとりとしたフットワークです。
 荒れた路面での衝撃吸収性も良く、全体的に安定感に優れています。
 しかしながら、それ以上の速度レンジでは、Z1000に比べ接地感や安定性は劣るようです。

○ライポジ
 車格の小ささと高めに設定されたハンドルによって、椅子に座っているような姿勢からハングオンまで自然に対応できます。
 コンパクトでもシートとステップの間のゆとりは十分で、ヒザに無理はありません。
 足まわりがソフトな分、Z1000よりもサスが沈み、足つき性は良くなっています。
 ただ、Uターンの時などはハンドルの切れ角が少し少なめに感じるようです。

○個人的な意見
 Z750はジムカーナ用のバイクとして地味ですが、エンジン、足まわり、車体のどれをとっても乗りやすくパンチもあるいいバイクとの評価を得ており、個人的にも気になる1台です。

 ジムカーナの大会でもこのバイクを使用している選手もいますが、転倒した場合に、ステップを支えるプレートが破損するとの話もありますので、予備を持ち歩く必要がありそうです。



■主要緒元
 全長×全幅×全高 2,080×780×1,040mm
 ホイールバース 1,425mm
 シート高 815mm
 乾燥重量 195kg
 エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
 総排気量 748cc
 最高出力 109ps/11,000rpm
 最大トルク 7.6kg−m/8,200rpm
 タンク容量 18g
 変速機 6速リターン
 ブレーキ前・後 300φダブルディスク・220φシングルディスク
 タイヤ前・後 120/70ZR17・180/55ZR17



【ゴールドメダル】エンジンガード
 転倒からエンジンを守るには、サブフレーム付きがおすすめです。
 わたしも含め多くの選手が愛用しています。
posted by nekopunch at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) |  ・KAWASAKI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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