2007年06月18日

ラジアルマスターシリンダー

 一度でもラジアルマウントマスターシリンダーを経験すると、もう純正には戻せないといわれます。
 ノーマルマスターの場合は、奥まで握り込むことが出来ますが、ラジアルマスターの場合は軽く握ったところがほぼストロークの限界となります。
 指一本でも強力に効き、かといってシビアな操作は必要なく、コントロールのしやすさが特徴です。
 ラジアルマスターを装着すると純正マスターとはまったく違うフィーリングに変化します。
 握り込むタイプが好きな場合は純正のままで十分ですし、カチッとしたタイプが好きな場合はラジアルマスターに交換するといいと思います。
 
 一般的なマスターシリンダ(スラストポンプ)とラジアルポンプの違いは、シリンダーの配置方向の違いです。
 一般的なスラストポンプは、油圧シリンダーがハンドルと平行に設置されていますが、ラジアルポンプの場合はハンドルに対して直角に設置されています。
 また、この中間にあたる、シリンダーを斜めに配置したセミラジアルポンプというタイプもあります。

 最近の大型車には純正でも6ポッドキャリパーが装着されてくるようになりましたが、そうすると今まで4ポッド×2で8個のピストンを動かしていたのに対して12個のピストンを動かす必要があり、マスターシリンダーからたくさんのブレーキフルードを出さなくてはならなくなりました。
 握った量に対してブレーキフルードの出てくる量をマスターシリンダーの吐出量といい、この吐出量を多くするにはマスターシリンダーの直径を大きくすればいいのですが、今までのスラスト配置だと、レバーとハンドルの間に限界があるためにあまり大きくすることができません。
 そこでシリンダーを直角方向に配置することで、直径が大きくなっても無理なく配置することが可能となり、高性能キャリパーを使用することができるようになりました。



【BERINGER】エアロテックラジアルマスター
 最近ではSSクラスに標準装備されているラジアルマスターシリンダーですが、カスタムパーツとしても高い人気を誇っています。
 中でも注目を集めているのが、斬新なデザインとカラーリングのベルリンガー製のエアロテックラジアルマスターです。

 純正ブレーキレバーの場合は4本の指をかけられるように作ってありますが、ベルリンガーのロングレバーといっても普通に付ければ指3本分、ブレンボでも同じくらいです。
 少し短くなっている理由は、万一の転倒時にレバーを壊しにくいというのもあるのですが、それ以外にもあります。
 最近のSS等のハイパワーマシンは、市販車でもトップスピードが300km/hも出てしまいます。
 その時の風圧はかなりのもので、カウルに隠れていないブレーキレバーは風圧に押されてブレーキがかかってしまうのです。
 また、ジムカーナにおいても、右周りのときにパイロンにブレーキレバーが当るのを嫌ってショートレバーに変更している選手もいます。


posted by nekopunch at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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