2007年06月23日

メッシュホース

 ブレーキカスタムで一番メジャーなのはメッシュホース交換で、ブレーキレバーのタッチフィーリングが激変します。
 ノーマルブレーキホースの場合は、力いっぱいブレーキレバーを握るとハンドルグリップにレバーが接触する寸前まで握れてしまいます。
 しかも指先にゴムホースが膨らんでいるような感覚も伝わってきます。
 一方のメッシュホースは、力いっぱい握っても、ゴムホースの半分くらいしか握れません。
 また、メッシュホースの場合は、レバーを一気に放すと、スパッと元の位置に戻るのに対して、ゴムホースはそのようなキレが感じられません。
 しかし、これらは本質的なブレーキの制動力には関わっていません。
 固めのブレーキのタッチフィーリングが好きな人はメッシュホースに、柔らかめのタッチが好きな人は純正のゴムホースのままで十分です。

 純正のゴムホースとメッシュホースの違いはタッチフィーリングと重量です。
 ブレーキをかけるとホースの中の油圧も当然上がり、その油圧がキャリパーを作動させるのですが、ゴムホースではどうしてもホース自体が膨らんでしまい圧力が逃げてしまいます。
 ただ、ゴムホースとは言っても内部に繊維が入っていて、膨らみにくい構造にしてあるるのですが、それでもやはり膨らんでしまいます。
 それを制御するために、テフロンチューブにステンレス繊維(ステンメッシュ)巻きつけて膨らみを押さえ、圧力をロスなくキャリパーに伝え、確実に制動力に変換しようというのがメッシュホースです。
 メッシュホースはもともとは航空機用で、主翼のフラップ等を動かす油圧配管に使われていました。

 厳密に言うとゴムホースはブレーキレバーを離した瞬間から、ホースの膨らみが戻るまではブレーキがリリースされません。
 よって微妙なブレーキの駆け引きが必要となるレースには適さないのです。
 ただ、リアに使う場合はそれほど強い力を必要としないことや、手で操作するほど繊細なコントロールもできないので、ゴムホースの方がフィーリングが良いと言うライダーもいます。

 また、ゴムホースは季節によってタッチフィーリングが変化します。
 というのはゴムは気温が低いと硬くなり、気温が高いと柔らかくなる性質があり、それがそのままブレーキのタッチフィーリングに変化を与えてしまうのです。
 
 最近は、価格の安いメッシュホースを見かけるようになりましたが、安いからといってすぐに飛びつくのは危険です。
 中にはテフロンチューブの肉厚が薄いものがあり、ブレーキの圧力に耐えられずフルードが漏れ出す危険性があります。
 命に関わるパーツだけに、信頼のおけるメーカー品を選ぶことをおすすめします。



【GOODRIDGE】CBR600F/FS/F4i用 buildalineフロントブレーキホース(アルミ/T2-Type)
 ワークスなどにも使われている3WAYのT-TYPEです。
 後でアップハンドルにする場合でもマスター側のホースのみの交換で対応できるので、ダイレクトタイプよりお徳かも。



バイク知りたいこと事典!?―バイクについての「知りたいこと」が全部わかる
 バイクと楽しく付き合って行くために必要な、あらゆる事柄を網羅しています。
 基本的なバイク用語とメカニズムの解説、ライディングテクニック、日常メンテナンス、トラブル対処法、バイク購入時の注意点、ユーザー車検について、丁寧に解説しています。


posted by nekopunch at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/45672061

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。