2007年06月26日

エンジンのフリクション

 エンジンはフリクションの固まりです。
 熱、部品、オイルなど、様々な要因がフリクションの原因となっていますが、中にはフリクションを低減してくれるものもあります。
 この複雑な要素が混じり合ったエンジンのフリクションを低減する方法を考えてみます。

○空冷エンジンの熱フリクション
 最近の空冷エンジンではほとんどトラブルにつながる心配はありませんが、やはり熱による負担は大きく、確実にパワーダウンにつながります。
 このフリクションを低減させるためには、市販のオイルクーラーを装着しておくのが賢明といえます。
 また、最近では空冷エンジンのフィンに取付ける後付け用のフィンなども販売されています。
 空冷エンジンは油温計などで常にエンジンの状態を察知しておくことで、熱フリクションから愛車を守ることができます。


【EARL'S】ストレートオイルクーラー/#6 9インチ13段 SL / ゼファー / ZEPHYR750、ZR-7
 空冷エンジンには装着しておきたい市販のオイルクーラーです。
 熱による出力低下を防ぐカスタムパーツとして一役かってくれます。

○エンジンオイルの粘度
 エンジンオイルは、一般的に冬と夏とで硬さの違うものを使用します。
 気温の低い冬はオイルの柔らかいものを選び、気温の高くなる夏は硬いオイルを入れます。
 硬いオイルは厚い油膜ができるのでエンジンの焼き付き防止や高いシール性を誇りますが、硬さゆえにフリクション・ロスは否めません。
 燃費にも少なからず影響を及ぼしています。
 また、柔らかいオイルは低温時から高い潤滑性能を誇り、フリクションが少ないので燃費やパワーアップが期待できるメリットがあります。


【ニューテック】NC-50エステルレーシング1リッター
 高温時でも細かい分子の結合によりエンジン内部を強力に保護し、高いシール性も備えた100%化学合成オイルです。
 ほとんど全域にわたってパワーアップし、特に発進直後の低速域でのパワーアップが顕著です。

○エンジンオイルの量
 エンジンオイルの量が確認できる窓や給油キャップなどにHiとLoという文字が明記されています。
 この意味はHiとLoの間にオイルがあれば、事実上問題はないということです。
 しかし、エンジンの排気量にもよりますが、HiとLo間のエンジンオイルの量はビックバイクでおよそ300〜500ccほどと言われています。
 オイルをHiの目盛りギリギリに入れたときとLoギリギリに入れた時では、最高出力で数馬力変化してくることもあります。

○グロスとネット
 エンジンの出力を計測するときに用いる一般的な方法として、エンジン単体で出力を計測する「グロス出力」と、バイクにエンジンを搭載して後輪で計測する「ネット出力」があります。
 同じエンジンを使用してこの2つの方法で計測すると、グロス出力に対してネット出力は、およそ10%ほど低下します。
 エンジンから駆動力が発生し、リヤホイールが回転するまでにギア、チェーン、タイヤと路面の接地面などの様々なフリクションが出力を低下させる要因になっています。
 
posted by nekopunch at 20:49| Comment(0) | TrackBack(2) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/45975719

この記事へのトラックバック

鈴鹿8耐でHKSも認めたKZ4st 5W-30
Excerpt: このオイルを使用して走行会に参加しましたが15分×4ヒート、常に全開走行にも関わらず最高のパフォーマンスを発揮してくれました。この値段でこの性能なら十分に有りだと思います。ベースグレードのオイルでこの..
Weblog:
Tracked: 2007-08-11 10:39

Castrol(カストロール)オイル POWER 1 R4
Excerpt: やっぱりオイルは全合成油だとおもいます。いつまで持つかはわかりませんが、いい状態です。実用品・普段使い  ・エンジンオイル交換・今日のゆうはん!09/03・エンジンオイル交換・やっ..
Weblog: オイルをたくさん集めました
Tracked: 2007-09-04 20:23
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。