2007年07月13日

潤滑剤

 金属同士の摩擦抵抗を減らして動きをスムーズにするとともに、サビの発生を抑えるのが潤滑剤の役割です。

 クレ5-5-6やWD40に代表される防錆浸透潤滑剤が手頃な価格で容易に手に入るため、どこもかしこもこれを吹いてしまう人がいるが、これは大きな間違いです。
 防錆浸透潤滑剤は抜群の浸透性によって固着したボルトを緩めやすくしたり、きしみ音を止める程度の潤滑性しか持ち合わせておらず、外気にさらされているバイクの可動部分の潤滑には向きません。
 分解できる部分は分解してスプレーグリスで、分解できない部分には浸透性の高いワイヤーグリスを使います。

 チェーングリスは、製品によっては透明タイプとホワイトタイプがあるが、両者の性能的な差は溶剤量の違いによる浸透性だけです。
 ホワイトは白く固まるため飛散しにくいのですが、細部まで行き渡る浸透性は今一歩です。
 透明は浸透性に優れる反面飛び散りやすいのですが、それも一晩たって完全に乾燥すればホワイトと変わりません。
 バイクのような高回転チェーンには、浸透性の高い分だけ透明タイプの方が向いているようです。



【ラベン】スプレーグリス
 ペースト状に比べれば浸透性の高いスプレーグリスですが、やはり可動部にに外から吹き付けただけでは中まで行き渡りません。
 部品を取り外しひと手間かけてやれば潤滑性も耐久性も高まります。


【ラベン】スーパーチェーンルーブPRO
 内部にグリスを封入したシールチェーンはメンテナンスフリーだと思われている人も多いようですが、定期的なクリーニングとグリスアップが必要です。


【ラベン】ワイヤーグリス


【デイトナ】ワイヤーインジェクター

 防錆浸透潤滑剤では耐久性に乏しく、スプレーグリスでは固くて行き渡りにくいクラッチワイヤーのグリスです。
 ワイヤーインジェクターという専用工具を使えば確実です。

posted by nekopunch at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | メンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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