2007年04月28日

コーナリングブレーキ

 コーナリングブレーキは減速しながらコーナーを通過していく技術です。

 一般的には、コーナリング中にブレーキをかけるのは危険で、できれば避けたいのですが、現実的には、市街地やワインディリングにもコーナーはあり、ブレーキキングが必要になってくる場合があります。
 ジムカーナにおいても、コーナリングブレーキは必要な技術です。

 練習は、コーナリングしながらの@前後ブレーキ、Aリヤのみ、Bフロントのみ、C強力な前後ブレーキ、という順番で慣れていき、徐々に速度を上げてトライすればいいと思います。

 でも、コーナリングブレーキの主役はあくまでフロントブレーキです。
 速度が上がるにつれ、リヤブレーキに頼ると後輪がロックして流れやすくなり危険です。

 フロントブレーキは、指一本の操作で手応えをわずかに感じる程度から開始します。
 その後少しずつ強く握り、フロントサスの沈み具合や操作性の変化、フロントタイヤのグリップなどを指で感じとりつつ練習します。
 さらに余裕があれば、リーンウィズだけでなく、リーンアウトやリーンインなどの練習に取り組んでみるのもいいと思います。

 フロントブレーキをガツンとやれば握りゴケになりかねませんので、あくまでも繊細にじんわりとコントロールするのがポイントです。
 また、直線でのフルブーレーキングが十分できないレベルで練習するのもあまりおすすめしません。 

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2007年02月27日

低速ターン

 低速ターンは、速度が低い代わりに舵角が大きくつくのが特長です。それだけセルフステアの作用が大きく働くため、より積極的に車体に働きかけてハンドルを切っていかなくてはなりません。
 そのためシートのやや後方に座り、ヒザやステップ荷重を使って車体を動かして行きます。

 8の字のターン後半部分では次のような操作になります。

 @シート後方に座り後輪荷重、リヤステアでフロントを動かす。
 Aスロットルを徐々に開けながら、ハンドルを切って車体を起こして行く。ここで舵角は最大に。リヤブレーキは踏みっぱなし。
 Bハンドルを切ることで車体が起き上がる。
 C加速体勢に。ここでリヤブレーキを緩める。

 ジムカーナの大会で上級クラスの選手の小ターンや旋回を見ていると、まさにリヤステアの走りをしています。リヤタイヤを軸にコマが回っているようなイメージです。
 スラロームや8の字などの低速ターンは、後輪を軸にフロントを回して行く感覚が大切ですが、ポイントは上半身をコーナに向けることにあります。



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2007年02月26日

8の字トレーニング(3)

 8の字は、セルフステアの生かし方やスロットル・ブレーキ操作の微妙な加減、倒し込みのタイミングなど、飛躍的な実力向上につながります。

 8の字の基本的な技術は次のとおりです。

 @ アプローチ:減速しながら仮想ラインを描き、その上を後輪がな  ぞるイメージでアプローチします。ビギナーはしっかり減速して、  この段階で前後ブレーキをゆっくり離して倒し込みの準備をしま   す。
 A 倒し込み:インステップへの荷重、外足ホールド、上体の移動な  どを駆使した3次元ニーグリップで倒し込みます。上級者はここで  もフロントブレーキを握ったまま減速します。リヤは踏みっぱなし  です。
 B 旋回:フロントブレーキを緩めると舵角がついて曲がりこみま   す。このとき、いかに腕の力を抜いてセルフステアを引き出せるか  がポイントです。リヤブレーキを踏みながらスロットルは僅かに開  けておきます。
 C 立ち上がり:旋回の後半、スロットルを徐々に開けつつリヤブレ  ーキを緩めて立ち上がります。上級者なら上体をインに入れながら  ハンドルを積極的に切って車体を起こすテクニックを使います。
 D 加速:短い直線区間でもスロットルはしっかり開けます。上級者  なら全開、ビギナーなら少しでも開けられるように練習します。上  体はリラックスさせて強く加速するほど前傾度も強めます。
 E 減速:前後ブレーキともしっかり使います。特に速度が高くなる  ほどフロントブレーキは強くなります。上体は起こしつつ下半身ホ  ールドでしっかり減速Gに耐えてハンドルはフリーにします。

 ジムカーナでは基本的な操作は変わりませんが、Aの倒し込みからBの旋回の曲がりこむ寸前まで前後ブレーキ、特にフロントブレーキはかけたままにしています。
 簡単に言うと、ここまで一気に減速しながら回ってくるのです。ビギナーは、アプローチの段階で減速しすぎてしまい、スピードに乗れずにタイムを短縮できない傾向にあるようです。

 ただし、この操作はさまざまな路面状況が想定される一般公道では危険が伴なうので使用しないでください。あくまで整備された練習場での操作と考えてください。



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