2007年07月09日

洗浄剤

 「クリーナー」と名の付くスプレー洗浄剤は数多くありますが、その代表格といえるのが油汚れを溶剤とスプレーの噴射力で洗い流す脱脂洗浄剤です。
 ブレーキクリーナー、パーツクリーナー、オイルリムーバーなどメーカーによって呼び名はいろいろですが、基本的にはすべて同じと考えて差し支えありません。

 あまり知られていないようですが、脱脂洗浄剤には乾燥時間の違いによって速乾タイプと常乾タイプがあります。
 洗浄能力に大きな差はありませんが、頑固なグリス汚れやブレーキダストのようにブラッシングや拭き取りが必要な場合は、時間に余裕のある常乾の方が使いやすいようです。
 また、スプレー缶では、バイクの下まわりに使うことが多いので、缶を逆さまにしてもスプレーできるタイプだと便利です。

 脱脂洗浄剤は幅広い用途に使えますが、ゴムに対する攻撃性があるので注意が必要です。
 乾燥が早いので表面にかかる分には問題はありませんが、内部に浸透する構造のパーツは気をつけなければなりません。
 特にOリング入りのシールチェーンには使用厳禁です。
 ブレーキキャリパーに関しては、速乾タイプを使用すれば問題ありません。

 ちなみにチェーンクリーナーの乾燥時間は、常温下で2〜3分です。
 これも頑固なグリス汚れの洗浄には便利ですが、潤滑成分が入っているので使用後にぬめりが残ります。
 気になる場合は仕上げに速乾タイプの脱脂洗浄剤で拭き取るといいようです。



【キングスター】ブレーキ&パーツクリーナー(常乾タイプ)
 ブレーキ装置のパットやシュー等から発生する粉塵、油脂類等の汚れを洗い流します。
 パーツのグリスアップの際には、パーツクリーナーを使って古いグリスや汚れを落としてから、新しいグリスを塗ります。
 ディスクブレーキやブレーキパッド、ブレーキドラム、ブレーキライニング、クラッチディスク、オイルシリンダーなどあらゆる部品の汚れ落しができます。


【キングスター】チェーンクリーナー
 ドロ汚れや劣化したグリスを洗い流して、新しいグリスを浸透させるために、グリスアップ2〜3回に1度は専用クリーナーでチェーンのクリーニングをしたいものです。



【ラベン】エアフィルタークリーナー

【ラベン】エアフィルターオイル
 湿式エアフィルターのメンテナンスは、灯油かガソリンで洗浄してからエンジンオイルを塗るのが一般的ですが、より高性能な専用のクリーナーとオイルがあります。


【ラベン】キャブレタークリーナー(泡タイプ)
 キャブレターの詰まりが疑われる症状が出た場合、試してみたいのがキャブレタークリーナーです。
 これで解消できればオーバーホールよりもはるかに手軽で安価で済みます。
 溶剤タイプと泡タイプがありますが、泡タイプの方がその場に留まる分だけ汚れが落ちやすいようです。

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2007年05月14日

汚れるエンジンオイル

 エンジンオイルの性能のひとつに清浄分散性というものがあります。
 これは汚れが金属に付着しないように、オイルの中に包み込んでしまう性能です。

 オイル交換後にすぐ汚れてしまうのは、それだけエンジン内の汚れをオイルが取り除いてくれているためで、逆に汚れないオイルの方が清浄分散性が低いといえます。
 エンジンオイルがすぐに汚れてしまうからといって、その汚れによるオイルの性能低下はないとのことです。
 昔はエンジンオイルの汚れで判断するのが普通でしたが、今は汚れで交換時期を判断するのではなく、走行距離または一定期間で交換する必要があります。

 また、4ストのエンジンオイルには2輪用と4輪用があります。
 4輪用のオイルには摩擦を少なくするためにモリブデンが入っており、これがクラッチを滑らせる原因になってしまいます。
 2輪用には、「MA」または「MB」と表記されています。




HONDA ULTRA S9
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2007年05月09日

ブレーキフルード DOT4・DOT5

 ブレーキフルードの規格は、DOT3〜5があり、バイク用はDOT4が一般的に使われています。
 DOT4はドライ沸点230℃以上・ウェット沸点155℃以上で、DOT5はドライ沸点260℃以上・ウェット沸点180℃以上と規格によって定められています。

 ドライ沸点とは、ブレーキフルードに水分が混ざっていない新品の状態の沸点で、ウェット沸点とは、劣化して水分を含んだ状態の沸点をいいます。
 ブレーキフルードは水溶性のため、使っているうちに徐々に水分を含んでしまいます。

 サーキットなどハードな走行をする人にはDOT5がおすすめですが、性能の劣化はDOT4より大きい傾向があるので、早めに交換した方がいいと思います。

 ブレーキフルードの規格は、メーカーによってDOT5ではなく、スーパーDOT4という製品を用意していることもあります。
 BPのブレーキスーパーDOT4のように、DOT5以上の基本性能をもっている製品もあります。

 ブレーキフルードは基本的に圧力を伝えるだけなので、エンジンオイルのように劣化が分かりにくいものです。
 ハードな走行をする場合は、こまめに交換する方が安心です。


 

「ブレーキフルード」を探してみる。




「ブレーキフルード交換ツール」を探してみる。



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