2007年04月10日

XJR1300('07)





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XJR1300('07)インプレッション

 94年に1200でスタートしたXJRは、史上もっとも大規模な改良を受けて第4世代に進化した。
 右1本出し集合マフラーや最上級使用のオーリンズ製リヤショックが象徴するようにスポーツのテイストを強め、最高のキレ味を備えている。

○ハンドリング
 新型XJRはベテランライダーでなくてもキビキビとしたスポーツ感を味わえるセットアップに変えられた。
 車体を左右に倒し込めばレスポンスよく反応するロール主体の味付けである。
 しかし、前後サスペンションのセットアップ次第で、かつてのような奥深い旋回性を引き出すこともできる。
 ライダーの好みに応じて自在にその特性を変えられる。

○エンジン
 空冷のまま平成19年排出ガス規制に対応したエンジンは、極低速域のまったり感こそ薄まったが、発進に困ることはない。
 2,500〜3,000rpmに少しザラザラとした振動がでるものの、4,000rpm手前で力強さを増してからはきれいに吹け上がる。
 さらにスロットルを開け続けると7,000rpm手前から一段と鋭さを増す。

○ブレーキ
 従来型と共通で、タッチも利きも特に不満はない。
 ABS使用はないものの、コントロール性が高いため、パニックに陥る可能性は低い。

○ポジション
 従来比でハンドルグリップ位置を12.3mm前方、4.5mm下方へ移動。
 シート高が20mm上げられたシートは、前方がスリムでカドの取れた形状となった。
 これらの相乗効果で、以前のドッカリ座りこむ印象から、スポーティーかつ自由度の高い雰囲気に変化した。
 身長170cmで両足の約半分が接地し、不安はない。


■主要緒元
 全長×全幅×全高 2,175×765×1,115mm
 ホイールバース 1,500mm
 キャスタ/トレール 25.5°/100mm
 シート高 795mm
 乾燥重量 222kg
 エンジン形式 空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
 総排気量 1,250cc
 ボア×ストローク 79×63.8mm
 圧縮比 9.7:1
 最高出力 100ps/8,000rpm
 最大トルク 11.0kg−m/6,000rpm
 タンク容量 21g
 変速機 5速リターン
 タイヤ前・後 120/70ZR17・180/55ZR17

posted by nekopunch at 20:44| Comment(1) | TrackBack(0) |  ・YAMAHA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

YZF-R1





YZF-R1



YZF-R1('07)インプレッション

 5代目となるR1は、2年に1度のモデルチェンジサイクルを覆してまでリリースしたヤマハの意欲作。
 4バルブ化した新型エンジンには、量産2輪初となる電子制御サーボモーター駆動の可変エアファンネル(YCC-I)を装着しているほか、電子制御スロットル(TCC-T)やスリッパークラッチなどの最新技術と装備を満載している。

○ハンドリング
 シリーズ中で最高の完成度を誇る。
 600ccスーパースポーツのように、軽いハンドリングで縦横無尽にラインを変えていける。
 潤沢な接地感とナチュラルな旋回性により、狙ったラインを自然にマシンがトレースしていく。
 先代の「サーキットでも速く」というコンセプトを継承しつつも、扱いやすさという面では裾野をきっちりと広げており、誰でも攻める楽しさを味わえる。

○エンジン
 エンジンは従来の5バルブから4バルブに変更され、メカニズム的には大きく変化したが、乗っての印象差はほとんどない。
 滑らかなエンジンフィールは従来どおりである。

○スリッパークラッチ
 ミッションは短いストロークでスムーズにシフトアップ&ダウンすることができる。
 これを助けているのがスリッパークラッチで、大胆にシフトダウンしてもリヤタイヤがホッピングすることはない。

○YCC-I(可変ファンネル)
 スロットル開度が70%以上で1万400rpmを超えるとファンネルが上下に分割される。
 高回転域ではショートファンネル化され、充填効率がアップするというが、この切り替わりを体感することは難しい。

○YCC-T(電子制御スロットル)
 右手の動きに対するレスポンスの忠実度はほぼ完璧で、不満はない。

○ポジション
 スポーティーなスタイルからイメージするより、実際のライディングポジションは意外にリラックスしている。
 ハンドルはタンクの高さと同レベルにあり、垂れ角も少なめである。
 手首に負担を掛けにくい絶妙な設定で扱いやすい。
 高さを先代と同じ835mmとしたシートは、着座位置の自由度を高めるために前方をやや拡大した。
 その分、両足を降ろすとモモが開き気味になるものの、身長168cmでも両つま先が十分に接地し、しっかりマシンを支えることができる。



ヤマハYZF-R1ファイル
posted by nekopunch at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) |  ・YAMAHA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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